(8−4−3) 冷却速度と結晶粒構造


Mueller

 冷却速度効果
  小さいはんだボールには見られず、大きいはんだボールでは冷却速度が速くなると、小さな無秩序な配向の粒の
 領域が頻出するようになる。
 SAC305



(8−4−4) はんだ体積と結晶粒組織

Mueller
 体積効果
  はんだ体積が減少すると小さな無秩序な配向の粒が頻出する。
  大きなはんだボールは主に大きな粒の粗いデンドライト領域よりなる。
  大きなはんだボールでは若干の領域で小さな粒が見られる。小さなハンダボールではこれと逆の効果が見られる。



 Cuが多いと大きな粒




Barbini
 LGA(ランドland・グリッド・アレー)とBGA、
 径0.254、0.30、0.40

 SAC305の各種接合部での粒形態
 ランド・グリッド・アレイLGA

 BGA







 0.4mmボールでは1粒またはビーチ・ボール
 0.254mmは組み合わせinterlaced双晶
 0.3mmは多くは1粒またはビーチ・ボールだが組み合わせinterlaced双晶を含む場合もある。


Krause

 偏光顕微鏡ではわからない局部的結晶方位の違いがある。









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