(13−4−7) 低AgSACボールとSAC305ペースト


  INEMI プロジェクトの2012年報告

Part 1 Benedetto 2012  参考 参考

 iNEMIのプロジェクトではほとんどBGAの組成を変え、はんだペーストはSAC305と思われる。








Part 2 Parker(2012) 熱疲労 一般的2条件 Ag量効果


 はんだペースト:SAC305、SnPbボールはSnPbペースト。




はんだ接合微細構造(BSE像)













 BGAパッケージパッド:電解Ni/Au、PCBパッド:OSP
 PbフリーはペーストSAC305、リフローピーク245℃、SnPbはペーストSnPb、リフローピーク215℃






PART W(2012) エージング効果
 BGAはSAC105とSAC305、はんだペーストはSAC305、
 BGAパッド:電解Ni/Au、PCB:高温OSP
 熱サイクルへの恒温前処理の影響


 BGAが小さいとSn粒径が小さい。


 SAC305が良い、小さいBGAが良い。

 破壊はパッケージ側相互接合部



 IMC粗化とSn再結晶



 エージングの影響は少ない。
 ΔTと極温度の影響が大。
 パッケージが小さいほうが良い。


George


 ボールはんだ合金、ペーストは4〜16までSAC305
 SACi:Sn−1.7Ag−0.64Cu+Sb、SACX:Sn−0.3Ag−0.7Cu+Bi+X、








  エージング:125℃x10日







Smetana

  0〜100℃、10分昇降温、30分保持(IPC−9710A)
  抵抗300Ω
  ペースト:SAC305




  セラミック基体27x27mm、全部搭載で483 I/O、基板は4.5x6.9x0.093インチでCBGA8個搭載。


 β:曲線の傾きなので大きいほど曲線は立ってくる。(初期破壊が少ない)






  SACX:Bi+X、SN100C::+Ge
  
 比較と破壊の様子

  LF35はβが小さかったり、特性寿命が小さかったりで、特異。
  はんだ疲労、ボイドの影響、界面または界面近くの破壊などの混合がある。破壊位置が多様。


  高Agにしては良くない。



 主にはんだ疲労







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