(13−4−6) PbフリーはんだへのSnPbの影響
NPL
−55℃〜125℃、5分保持、1サイクル55分
HASL:SnPb
ウェーヴはんだ用部品は表面実装接着剤で基板に接着。
温度サイクル:−55℃〜125℃、5分保持
寿命:抵抗5%増加
結果概要
大きな部品(歪が大きい、2512抵抗)では従来のSnPbはんだが良く、小さいと(0603抵抗、SOIC)PbフリーがSnPbと同等か良い。
SACへのBi添加は効果がある。
温度サイクル後のせん断強度はすべてのサイクルでPbフリーはんだが大きい。
NPL
混合はんだ
各種はんだの混合
SOICあるいはTH抵抗は故障検知されず、2512チップ抵抗の結果。
2512チップ・抵抗、PCB:ENIG
Bi、Pbは脆性的破壊を起こす。
NPL
SAC357、Sn62=Sn36Pb2Ag
PCB:ENIG
抵抗の断面
SOP
せん断強度はどれも大差なし。
BGA
A、B:SnPbボール、他はSACボール
−55℃〜125℃、保持5分、傾斜10℃/分
Sn62はSnPbAg
寿命は抵抗上昇
SnPbボール+SnPbペースト<SnPbボール+SACペースト<SACボール+Pb含有SACペースト
<SACボール+SnPbペースト
ボールはすべて完全混合
破壊は主に部品側
Coyle
ボール:SAC405、ペースト:SnPb、比較はSAC405とSAC305、SnPbとSnPb
interlaced twinned粒界は見られない、大きなボール、高Ag量ではビーチボール構造が
おきやすいという知見と一致。
完全混合の微細組織の高解像BE像
Nguyen
SnPbペースト、ボールSAC305
Sn量(ペースト体積)でピーク温度調整
BGA:Sn%=87、89、92、95%、CSP:Sn%=72%
LF(比較用):SAC305ボール、SAC396ペースト
−40〜85℃、15分、昇降温25℃/分
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