Pbフリーはんだの金属学的基礎


(7−2−4) SAC+Al

SAC+Al Augustin
 


 界面にAlは存在しないがIMCは薄くなっている。

Sn−Ag−Cu−Al
0.25Alが223.6に単一ピーク、

a:76.6Al−9.89Cu−1.71Ag−11.8Sn
b:32.4Al−67.2Cu−0.21Ag−0.27Sn

a:35.3Al−56.4Cu−0.21Ag−4.49Sn
 γ2(AlCu2)相が存在(かなりのSnと若干のAgが固溶)

 Sn−2.53Ag−0.33Cu−0.45Al
a:38.6Al−56.7Cu−0.21Ag−4.49Sn
 Ag3Sn(○囲み)が大きくなっている。

a:31.0(at%)Al−68.1Ag−0.9Sn
b:46.3Al−53.5Cu−0.2Sn
c:66.7Al−5.9Ag−27.4Sn


 Sn−3.1Ag−0.41Cu−0.1Al、150℃、500h
 a:Cu−Alの偏析

 0.25Alと類似、Cu、Al偏析

a:12.2Al−26.8Ag−61.0Sn
b:5.72Al−0.58Cu−69.1Ag−24.6Sn
c:2.24Al−0.76Cu−64.4Ag−32.6Sn


Li
 
 Al添加でIMC成長速度が遅くなる。
 はんだバルクと界面付近にはAl−Cu IMCが形成される。SnAg、SACでははんだバルクにAg−Al IMCが存在。













Kotadia
 SAC387+X、X=0−2Al
 Al添加でCu界面にAl−Cu IMCが形成されるが、安定でなく、剥離しCu6Sn5と置き換わる。
 AlではAl量ふえても剥離は抑制されない。


Sn−Ag−Cu−Al

Sn−2.86Ag−0.38Cu−0.25Alが偏晶組成。223.6℃に単一ピーク。
Al−Cu IMCが存在。

a:76.6Al−9.89Cu−1.71Ag−11.8Sn
b:32.4Al−67.2Cu−0.21Ag−0.27Sn

a:35.3Al−56.4Cu−0.21Ag−4.49Sn
 γ2(AlCu2)相が存在(かなりのSnと若干のAgが固溶)

 Sn−2.53Ag−0.33Cu−0.45Al
a:38.6Al−56.7Cu−0.21Ag−4.49Sn
 Ag3Sn(○囲み)が大きくなっている。

a:31.0(at%)Al−68.1Ag−0.9Sn
b:46.3Al−53.5Cu−0.2Sn
c:66.7Al−5.9Ag−27.4Sn


 Sn−3.1Ag−0.41Cu−0.1Al、150℃、500h
 a:Cu−Alの偏析

 0.25Alと類似、Cu、Al偏析

a:12.2Al−26.8Ag−61.0Sn
b:5.72Al−0.58Cu−69.1Ag−24.6Sn
c:2.24Al−0.76Cu−64.4Ag−32.6Sn



  北大
 
 



Sn−0.1Al





溶解したCuは界面から離れたところでAl2Cu3形成。

 反応層の成長がみられない、IMCは剥離していく?


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