(11−4−7) Ni/AuとNi/Pd/Auの比較


Tsai
 SAC355


     


 




 PdをいれることでIMCの形態変化、針状から層状へ。
 Pが多いほうがNi3Pが厚い、
 Pd濃度が低いのでPdSn4は形成されない。
 Cuを置換し(Cu,Ni.Pd)6Sn5


Peng
 Sn37Pb、SAC305
 無電解Ni(6−8P)/0.2μmPd(2−5P)/0.1μmAu






 SnPbでは最初形成された(Pd,Ni)Sn4ははんだ付け時間が長くなると剥離し、Ni3Sn4とNi3P
が形成される。Ni3Snは散らばって存在。
 SAC305では(Pd,Ni)Sn4はすぐに剥離し、帆立貝殻状(Cu,Ni)6Sn5が形成される。


日立化成



 Ni厚みの影響 電解と無電解
 

 電解Niより無電解Ni-Pは反応しにくい

 


 以下Ni-P/Pd/Auになっている。 Ni−Pの厚みの影響





 N-Pが消費され2層構造で層間にボイドが生じ、弱接合となる。




日立化成 3種








Ni-P/Auの白色部はP濃縮

日立化成
 無電解Ni−P/Au、電解Ni/Au、無電解Ni−P/Pd/Au



日立化成
 電解Ni/Auと無電解Ni−P/Pd/Au
  せん断速度
  リフロー回数
  エージング時間
  























Shin Pd Void
 Sn−1.2Ag−0.5Cu−Ni(LF35)




 precon:85℃、85%RH、3h+リフロー3回、TC:−55〜125℃、15分


Roberts
 SAC405




 

 NiPdの方が(Cu,Ni)6Sn5薄い。

 →ghosh

 Ha ENEPIG
 SAC305、0.45mmφ、SMD(はんだマスク規制)
 ENIG:Ni/0.05μmAu
 ENEPIG 
 






模式図d:ENIG、h:ENEPIG

Oda




 長時間エージングでCu含有はんだでは(Cu,Ni)6Sn5にPdが固溶するがCuを含まないはんだでは
(Pd,Ni)Sn4がNi3Sn4上に形成。

*Pdのはんだへの溶解の影響

Sn−Pd 元智大
 250℃での反応、電解Ni




 Pd濃度増により(Pd,Ni)Sn4のNi3Sn4への再堆積が見られる。
 Pd≧0.2で(Pd,Ni)Sn4連続層化し(Pd,Ni)Sn4/Ni3Sn4の2層。

Ho 元智大


 Sn−xPd、(x=0.05−1.0wt%)とNi


 Sn−0.05Pd                      Sn−0.2Pd











 低Pd(0.05wt%)ではNi3Sn4だけ、高Pd(0.2wt%以上)では(Pd,Ni)Sn4−Ni3Sn4の2層で
不連続な(Pd,Ni)Sn4がNi3Sn4の上の散在。時間とともに(Pd,Ni)Sn4は溶融はんだに散らばっていく。


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