(15−5−4) 熱処理・・・アニール、リフロー、溶融ディップ


@ アニール(熱処理)効果

Lee アニール効果
 リードフレーム:C19400
 150℃x1h




Kim Han














Sobiech
 Cu下地、マットSn:厚み〜4μm、U:ポスト・ベーク(150℃、1h)



  ポスト・ベークは2層IMCでより規則的で平滑




  ポスト・ベークは酸化によるウィスカ傾向に影響しないようだ。


  ポスト・ベークは引っ張り応力。

Sobiech



A リフロー効果

Su Freescale


 −55〜85℃温度サイクル、3000サイクル


 60℃、93%RH、3000hr







Chou Tyco
 Ni下地とリフロー


 3μmSn
 60℃、85%RH
















Wei
 アニールとリフローの効果






Shipley
 合金化効果

   Sn10PbとSn10Biに効果、ただしSn10Biはめっきが困難。また脆く加工困難。低Bi、SnCu、SnAgは効果ない。

 室内保管での各種処理効果

 エッチング

 めっき厚み


 下地Cuめっき効果


 下地Niとアニール効果


 レーザ照射


B ホット・ディップ

Mouser


















Horvath
 Sn−Cu合金はんだディップ
 槽温度450℃、純Cu線に10μm
 105℃、100%RHでエージング。
 水分の凝縮の影響は考慮していない。
 腐食点でのウィスカ。


 2000hでの平均ウィスカ長
平均長(μm) 最初のウィスカ発見時間
純Sn 1.5 1200
1Cu 1.3 800
2Cu 3.6 800
3Cu 1.8 800
4Cu 5.7 800
5Cu 6.7 1200

 2000hでのウィスカ密度はCu合金系はすべて同じで腐食点はほとんど短いウィスカで覆われている。
 100Snでは腐食点は2,3個のウィスカだけ。

 原因
  Cuの酸化による密度変化減少(体積増加)がSnより大きい。


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